【おすすめ本】やるか、やるか|超モチベーションアゲアゲ本!

読書

 私事ですが、先日、久々にマラソン大会に出場して思ったような記録が出せず、夜までずっと引きずってしまいました。思い返せば原因はたくさんあります。近年まれに見る猛暑で夏場の練習が不十分だった、しっかり練習をこなせなくても「今年は暑いから仕方ない」と言い訳し怠け癖がついてしまった、転職やブログなど新しいことばかりに取り組んでいたために十分に走る時間を作れなかった…。考えれば考えるほど反省点だらけでした。一旦落ち着こう、仕事もプライベートも全力で取り組めていた頃を思い出そう、初心に帰ろう、そう思って読み返したのが「やるか、やるか」という本です。この本は、自分のやる気をぶち上げたい時に読み返そうと思っていたとっておきの本です!

やるか、やるか

著:JIN

発行:株式会社KADOKAWA

2021年初版

 著者のJINさんを知ったのはYOUTUBEでした。当時よく見ていたチャンネルの中でJINさんがコラボ出演していたのですが、超ムキムキでカッコよく、当時はあまりよく知らなかったボディビルの世界を知る機会にもなりました。そのJINさんが本を出すと知り、極めつけはこのタイトルにこの表紙!即購入を決めました。

 私の場合はマラソン・ランニングでしたが、何かを始めたいと思っているのに最初の1歩が踏み出せない時、どうすれば始められるのか?迷っていて結局始めないと、何度でも同じ迷いが生じますし、後悔してしまうことになります。まずは行動する、やってみることが大切。それを身をもって体験したJINさんが体験を踏まえて教えてくれます。また、この本に出てくる例「○○という人いませんか」「○○と思ったことはありませんか」は、1つや2つじゃなく、多くの例がみなさんがこれまでに何度も出会った人と一致、もしくは感じてきた気持ちと一致すると思います。非常に共感するものが多く、それ故にグッと心を掴まれます。中には厳しい言葉で間違った考えを正してくれる場面もあります。中身はシンプルで読みやすく、何度でも繰り返しページを開こうと思えます。

 声を大にしては言えませんが、私の座右の銘は「なめんな!」です。学生の頃からナヨナヨしてるとか弱そうとか、そんなイメージを持たれがちでしたが、どうしても諦めたくないことについては心の中で「俺はこんなもんじゃない!ふざけんな!俺はまだまだやれる!」と心の炎を燃やすようにしていました。今でも、仕事や課題で期限が迫った時やマラソン大会に向けた練習などで予定していたメニューが思ったよりきつくてこなせなそうな時など、心の中で「なめんな!」と自分を鼓舞するようにしています。その結果として、仕事では信頼を勝ち取りリーダー業務などを任されることが多かったですし、プライベートでは定期的にマラソン大会の結果を更新し続けてきました。この座右の銘が、この本に出てくる「ひそかなプライド」という言葉と非常にリンクする感覚があり、とても印象に残っています。

 熱い気持ちがいつの間にかマンネリ化し、ある時挫折や迷いを感じる瞬間があるかもしれません。そんな時、この本はいつでも、何度でもあなたの背中を押してくれるでしょう。ぜひ一度手に取っていただきたいと思います。

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