【ランニングの教科書】走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド|ランニング初心者やトレーニングを再開する方必見!

ランニング

こんにちは!ほりぽんです。

私が暮らす東北地方でも春も近づいており、だいぶ暖かくなってきました。今まで寒くて家に閉じこもっていた人も、そろそろ体を動かそうかなと考えている方も多いのではないでしょうか。

私はもともと趣味でランニングを続けているので、ぜひ皆さんにもランニングを趣味にしてもらいたいと考えています。しかし、元々走る習慣が無かった人がいきなり走り始めるとなかなか趣味や習慣にするに至らずに辞めてしまう人が多いようです。その原因の多くは、無理して頑張って走ってしまうことで学生時代のような苦しい思いをしてしまったり、いきなり頑張ってしまうことで怪我や酸欠などを引き起こしてしまったりして再開するモチベーションが上げられないことが原因ではないかと思います。大人のランニングはもっと楽しく、ラクに走っていいんです!そんな、ランニング初心者さんや数年ぶりにランニングを再開する人におススメの本がコチラです!

書名:走りがグンと軽くなる金哲彦のランニング・メソッド|完全版|

著:金哲彦

発行:高橋書店

著者の金哲彦さんは、ランニングを趣味としている人やテレビでマラソン大会を見たことのある人は一度は見たことがあるのではないでしょうか?学生時代は箱根駅伝で走った経緯があり、選手・コーチ・監督としても活躍された方です。現在はテレビで解説をしていたり、大会のコースを監修していたりもします。テレビ番組「ラン×スマ」にレギュラー出演しており、番組の企画として還暦となる2024年はフルマラソンでサブスリーに挑戦するようです!

そんな金さんが書いたこの本は、走る以前の超基本である体のバランスやストレッチ、姿勢に着目した部分から始まります。すでにランニング習慣がある人にとってはつまらないと感じる部分かもしれませんが、私のように冬に一時的に休養期間を設けているランナーにとっては「もっとこの部分に意識してみよう」という風に、自分の走りの見つめ直しをする良い機会となるでしょう。

もちろん、実際にランニングに取り組む上でのメニューについても触れていますし、走った後のケア怪我に対する対処法も載っているので、ある程度ランニングが習慣となった人で痛みが出るようになった人にはお守り替わりとなります。

注意点としては、大会でタイムを意識したいような人にとっては、この本だけでは不十分です。具体的な練習メニューが載っていないため、スピードを出したい人やアップダウンを意識したい人はこの本以外のものも探してみる必要があります。

私の場合は、これまではフルマラソンのような長い距離を走れるようになるために参考にした本に「完走チャレンジ! 自己ベスト更新! マラソンの教科書」、10kmやハーフマラソンで自己ベストを更新するために参考にした本に「基礎からわかる! 中長距離走トレーニング」があります。これらの本は今でも時折読み返していますが、内容は全く廃れていないと感じています。気になる方はこれらの本も読んでみて下さい。

最後になりますが、これからランニングを始めたい!という初心者の方であれば、まずは自分なりの方法で走ってみることをおすすめします。最初にこういった本で知識だけ身に付けても、実際に走ってみると冒頭でも記した通り、本に書いてあるより息が切れて苦しかったり、体のいろいろなところが痛んでしまい本に書いてあるようには出来ない、と挫折してしまうことがあるからです。

あくまでも基本は本に書いてある内容ですが、実際のランナーとなる皆さんは年齢、性別、体系、生活習慣など全く違うので、まずは自身に合った走り方や時間帯を探るところから始めてみましょう。数回走ると「やたら息が切れてやりたくない」「足が痛くて走れない」など不調を感じる部分も出てくると思います。そうなったら、今回紹介した本を開き、自分の走りの何が良くないのか、初心者には負荷が高すぎるメニューになってしまっていないか等を見直すようにしましょう。

私は社会人になってランニングを再開し、もう10年以上続けていますが、それは自分に合ったランニング習慣やメニューの内容、目標を見つけることができたというのが要因の1つであるように思います。皆さんも、今回紹介した本を参考にして無理なく楽しくランニングを習慣にしましょう!

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