私は趣味で月に2,3冊は本を読んでいます。ここで言う本とは論文や専門書ではなく、ビジネス本や趣味に関するものなどですが、「読みたい」と思って読むものもあれば「きっと自分のためになるだろう」といった自己投資という意味合いで読むものもあります。興味があって手に取ったものであればいいですが、そんなに興味が無いのに読むのは苦痛になって途中で読むのを止めたことがある人も多いのではないでしょうか?
今回の投稿では、私の経験と過去に様々な本や動画サイトで見たもので実践して良かったと思った、趣味を読書にするコツを紹介しています。
2.初めと最後(各章のまとめ)を先に読む。
本の初めと最後の部分は本の内容についてのまとめや筆者がどういった思いで本を書いたのか、どういった人に読んでほしいか等が書かれている場合が多い部分です。小説等であればネタバレになっておもしろさが半減してしまう可能性があるためオススメできませんが、ビジネス本であれば短時間で筆者の文章の構成・読みやすさを把握するのに活用できます。看護師であれば看護研究等のために論文を読んだことがある方も多いはずですよね。膨大な先行研究の中からお目当てのものを探し出すために「テーマ、目的、まとめ」を確認したことでしょう。その経験は読書でも活かされます(笑)。ここだけ読んで文章が非常に読みにくかったり、全く心が惹かれないのであれば、その本は少なくとも今のあなたにとっては読む必要はないかもしれませんね、、、
しかし、今後の置かれた状況や考え方の変化によっては興味を持つかもしれません。実際私も、何となく面白そうだと思って買ってみたはいいものの、自宅に持ち帰って最初の導入部分をよく読んでみると文章がなかなか読みにくく、急激に読む気が失せたことがあります。そういった時は、せっかく購入したのにすぐに売ってしまうのももったいないので本棚の「まだ読んでいないコーナー」にしまっておきます。これは積読(つんどく)といって、ただ本棚に置いてあるだけでも、少なくとも自分がその本やそれらのジャンルに興味を持っていた証拠となり、日々その本棚を目にすることで「そうだった、私はこういった本を読みたいんだった」と思い直し、読むモチベーションを再燃させてくれる効果をもたらすそうです。私も、しばらくその本はただ本棚を埋めておくだけでしたが、しばらく経って目にしたときにまた読みたくなり、改めてページを開くと読み進めることが出来た経験があります。せっかく買ったが読み進められなかった、本棚にまだ余裕がある、といった人はこういった方法も試してみてもいいかもしれませんね。
次の読書を趣味にする方法は「○○を把握する」です。次回もお楽しみに!
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