皆さんは日常の中で大人になってから爽快感を得られる瞬間はどの程度ありますか？仕事終わりに冷たいビールを飲む？終わったプロジェクトの溜まっていた書類をシュレッダーにかけてデスク周囲やロッカーをすっきりさせる？他に思い浮かばない方、ランニングにチャレンジしてみましょう！
先に紹介しましたが、ランニングを続けることは一定の負荷がかかり、習慣化しない内は「やりたくない」と感じてしまうことも多いかもしれません。しかし、そういった時期を乗り越えて習慣になってくると疲労感と同等かそれ以上に爽快感を得られるようになります。爽快感を得られるようになる頃には、走っている間の景色の見え方も変わっているでしょう。私自身は、ランニングをしていると四季や時間の変化を感じ、目に見えるものがより鮮明に色付いて見える感覚があります。言葉で伝えるのは難しいのですが、そういった感覚がある時はいつもスッキリとした気持ちになり、同時にそんな趣味を楽しめていることに充実感も得られます。こういった感覚が得られるとリフレッシュにも繋がり、仕事や家庭でも良い影響が得られます。私自身も新卒で大学病院の看護師として勤務して最初の１年の間は、定時で仕事が終わることは無く帰って寝落ちし、気付いた時には０時を回っている…ということもよくありました。それからレポートや疾患の学習を開始し、数時間の睡眠でまた仕事に出かける…今思えば若いときだからこそできた無理のある働き方でしたし、長く続くものではありませんでした。しっかり業務が行えたり褒められた時には充実感を感じることはありましたが、無理をした結果ですし爽快感は伴っていません。このように仕事ばかりに追われ、家に帰ると余暇時間を楽しむ元気がなく、時間があればお酒を飲んで寝るだけというような生活をしている人は非常にもったいないと思います。
仕事を頑張ること自体は素晴らしいことですし、そういった生活に満足しているのであれば何も言うことはありません。しかし、仕事以外でもランニングのような活動を定期的に楽しむ時間が作れれば爽快感や充実感が得られ、生活の質が向上するのは言うまでもありません。感覚の問題なので言葉でその素晴らしさを表現するには限界がありますが、大なり小なり苦しいはずなのに自然と笑みがこぼれてしまい、自然に「最高！」とか「気持ちいいー！」という言葉が脳裏に浮かんできます。本当に不思議な感覚です。そんな心にも体にも良く最高な感覚に出会える趣味をお探しの方、ランニングを一緒に楽しんでみませんか？
ほりぽんが言っている感覚ってどんなものなんだろう、と興味を持ってもらえたら嬉しいです。次回は「○○になる」です。次回もお楽しみに！
コメント