ランニングのすすめ ③成長を感じられる機会が増える

ランニング

 学生の頃は勉強ができるようになったり、運動でそれまで出来なかったことができるようになったりと、普段から成長を感じられる機会が多かったのではないでしょうか?10代までは体は成長途中ですので様々なタイミングで成長を感じる場面がありますが、20代では概ね体の成長はピークを迎え、精神面もある程度の成熟期を迎える人が多いかと思います。仕事で常に新たな課題に取り組んでいる人は別として、この頃から自身の成長を感じる機会が急激に減り、私の周りでも日々の生活や業務を淡々とこなすようになってくる人が出てきていたように感じます。

 日々の成長を感じられないと充実感や満足感も得られず、その後の人生において「あの頃何をしていたんだろう」と後悔してしまうかもしれません。現在すでに「学生の頃に飲み会ばかりしていないで、もっと部活や勉強に励んでおけばよかった」「もっとアルバイトをして社会勉強しておけばよかった」などと感じている人は少なくないでしょう。

  ランニングをする人は、常に成長を感じられる機会を得られます。ランニングを始めた最初の頃は10分走るのも辛かったのに、継続して走っていくうちにだんだん余裕を持って10分、15分と走れるようになってきます。また、同じ距離を走るにしてもより短い時間で走れるようになったり、あちこち筋肉痛になっていたのが無くなってきます。そういった継続の日々を積み重ねること自体に成長を感じることができ、自分のモチベーションにも繋がる、まさに〝正の循環〟が生まれている状態と言えるでしょう。こういった経験をした人はランニングにはまり、もっと成長を感じたい、もっと充実感を得たいという欲求が高まり、何年にも渡ってランニングを続けることになる人もいます。学生の頃は授業や部活でイヤイヤ走らされていた人でも、いつの間にか自分からもっとやりたい!続けたい!と言うようになったという人も数多くいます。

 大人になってから成長を感じられるというのは、それほどの喜びであり魅力でもあります。継続が必要なスポーツですが、真面目だと言われる日本人の国民性にも合っているのかもしれませんね。病気や怪我で走ること自体が難しいという人でない限り、日々のマンネリを解消するという意味でもランニングはおすすめです!

 ランニングを始められずにいた方々、少しは背中を後押しできていますでしょうか?次回は「○○感や○○感が得られる」です!

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