評価されていないという不満を感じている(感じたことがある)人に、改めて考えてみてほしいことを4つご紹介しています。最終回となる4つ目はこちら。
仕事をしない同僚を注意・指導する体制は整っているか
昔ながらの関係性で、なんとなく年を重ねてきた上司の中には腰が重く仕事をしてくれないとしてもなかなか注意しにくい人もいますよね?そういった人たちが昇進していく体制を長年続けてしまった環境では年功序列の体制が確立してしまっており、新しい風を吹き込むことは非常に難しいと言わざるを得ません。こういった状況を打破するための最も簡単な方法は早急に転職することです。
しかし、もしあなたが、強い意志で「改革してやる!」と思い続けられるならば、面倒なやつと思われたり、むしろ風当りが強くなる可能性があることを恐れずにそういった重鎮達に声をかけ続ける必要があります。そういった働きかけにより職場環境を少しでも変えることができれば、重い腰を上げざるを得なかった一部の重鎮達からの評価は悪くなる可能性がありますが、仕事をしない同僚を快く思っていなかった周囲の人からは一定以上の評価が得られるでしょう。長い目で見れば、間違いなくそれらの重鎮達の方が早く定年を迎えることになるので、自分に近い世代の同僚から評価を得ていることは結果として将来的に自身を評価してくれている同僚が多い環境を生み出すことに繋がり、自身の昇進ややりがいのある業務を担うことに繋がっていくでしょう。
ただし、お分かりだと思いますが、改革を進めていくには相当な熱量と期間が必要となります。その過程で、あなたの考え方に否定的な人たちがあなたの働きかけに対して様々な形で妨害をしてくることは想像に難くありません。まずは身近な人から味方を作り、少しずつその味方の輪を同じ思いを持った上司に広げていくようにしましょう。心を折られるような妨害を受けたら、味方に相談し一人で抱え込まないようにしましょう。あなたが行った改革のための努力は、たとえ改革にまで至らなかったとしても評価されます。どうしてもそれらの同僚・上司が評価されている環境がおかしい、何とか変えたいと思ったら、まずは自分に出来る範囲でやってみましょう。
いかがでしたか?あなたが正当に評価されない理由は、実はあなたが思ってもみない所に潜んでいる可能性があります。まずは落ち着いて、客観的に自分の仕事ぶりや周囲の人間関係、職場の環境などを見つめ直してみましょう。
コメント