【看護師】転職後に後悔しないために把握しておくべき7つのこと①

看護

皆さんは、転職をしたことがありますか?

私は看護師として働いたことしかないので看護師の視点から言わせていただきますが、看護師で転職の道を選ぶ人の多くは職場に何かしらの不満があって辞める方が多いように感じます。業務量や人間関係、収入面など、様々な理由があるかと思いますが、転職した方は同じくらい後悔を感じやすい傾向があります。私は2度転職し、現在は精神科病院で勤務しています(詳しくはプロフィールをご覧ください)。現在の職場で働き始めて1年以上経ちますが、今でも「今の職場を選んで本当に良かったんだろうか」と悩むことがあります。

今回は、実際に転職した後に感じた後悔や他の転職者から聞いた失敗談などから、特に転職する前に注意しておくべきと感じたことを7回に分けて紹介します。近々転職を考えているという方は特に参考になる内容だと思いますので読んでみて下さいね。

看護師の転職者は新人と思われない いきなり多量の業務を言い渡される可能性も…

病院勤務からクリニックや施設への転職を検討される方もいるかと思います。病院とは管理体制から職員の数まで全く違っていますが、そういった環境へ飛び込む場合に「初めての環境で全く分からないけど、面接ではちゃんと教えるって言ってくれたしきっと大丈夫だろう」と安易に考えて転職するのは危険です。

職場によりますが、新しい職場の業務が煩雑で指導体制が整っていない場合、通常業務にも慣れていないのにいきなり「これから入院が来るんだけど、みんな手が離せないから入院とってもらえる?」「これから○○さんの訪問に行くのは分かってるんだけど、△△さんが救急搬送になるみたいだから○○さんが終わり次第看護サマリー作ってもらえる?経緯は大体分かるでしょ?」なんて無茶ぶりをされる可能性があります。これは、その職場ではそういった無茶ぶりが日常茶飯事となっており、難しいのは分かるけど人がいないんだから仕方ないよね、という悪い慣習が出来ているためです。こういった空気感は病院見学や面接の段階では分からないため、働き始めてから気付くことが多いです。

ある程度の経験年数がある看護師の方であれば、多少はそういった無茶ぶりに直面する可能性があるという心構えを持っておいた方が良いでしょう。また、どうしてもこなせそうにない量や内容であれば早めに同僚や上司に相談して業務内容の変更や指導を仰ぎましょう。

前の病院と比較してしましまい、前の職場ではこんなことは無かったと思うかもしれませんが、自分で選んだ新たな職場なので、前は前、今は今と切り離して考える必要がありますね。また、これだけで「この職場を選んだのは失敗だった」とすぐにまた転職を考えるのはあまりにも早計です。その職場を選んだ理由があるはずですし、悪いところを探し始めるとキリがありません。労働環境も人間関係も収入も、完璧な職場なんてあるはずがありません。良い点に目を向け、大変だと感じる部分については自分が業務に慣れていないだけという可能性もあるので、しばらくは様子を見るべきでしょう。

いかがでしたか?既に転職をされた方の中には思い当たる部分もあるのではないでしょうか?次回もお楽しみに!

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