【看護師の働き方】新卒看護師にはなぜ精神科病院をおすすめできないのか?②

看護

皆さんこんにちは、走るメンズナースほりぽんです。看護師や看護学生の方であれば一度は「最初は精神科(病院)に行かない方がいい」と先輩看護師や師長等の上司、学校の先生に言われたことがあるのではないでしょうか?私は2度の転職を経て3つ目の勤務先に精神科病院を選びました。今回の連載では、私が1年以上精神科病院で働いて新卒看護師が働くのはおすすめできないと感じる理由を5つ紹介しています。既に新卒で精神科(病院)で働き始めている方の考え方を否定する訳ではありませんが、今後の働き方を考える上で参考にしてもらえたらと思います。

理不尽に罵倒されたり物理的に攻撃される可能性がある。

警察の介入などが必要な状態の患者は隔離などの対応が必要となるため、そういった設備が整った精神科病院に入院することになります。そのような経緯を知っていれば心の準備もできるかもしれませんが、突然怒鳴りつけられたりすることもあります。疾患の特性とも言えますが、精神科では妄想や幻聴等により強く罵るような言葉を理由もなく浴びせられることもあるためです。時には殴られたり物を投げつけられることもあり、急性期はもちろん、最近様子がおかしいといった精神状態が落ち着いていない患者の言動には常に気を配る必要があります。

そういった疾患の特性を理解していなかったり、患者から強く怒鳴られることに慣れていない新卒看護師の場合、これらの出来事がトラウマになってしまい業務どころか、今後の看護師としての生き方にも大きく支障を来たしてしまう可能性があります。経験年数が少なく、そういった場面に慣れていない看護師だと、自分が間違った対応をしてしまったのかと自己嫌悪に陥ったり、泣き出してしまうことも少なくありません。

理不尽な罵倒に耐えられる自信が無かったり、他人に同調しすぎる傾向がある人は自身が病んでしまう可能性があるので注意が必要ですね。

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