皆さんこんにちは、走るメンズナースほりぽんです。看護師や看護学生の方であれば一度は「最初は精神科(病院)に行かない方がいい」と先輩看護師や師長等の上司、学校の先生に言われたことがあるのではないでしょうか?私は2度の転職を経て3つ目の勤務先に精神科病院を選びました。今のところ、精神科病院に転職したことに後悔はありませんが、やはり新卒看護師が最初に精神科病院を選ぶのは人生の長い期間を看護師として働く上でデメリットになる部分が大きいと感じます。今回は、私が1年以上精神科病院で働いて新卒看護師が働くのはおすすめできないと感じる理由を5つ紹介します。既に新卒で精神科(病院)で働き始めている方の考え方を否定する訳ではありませんが、今後の働き方を考える上で参考にしてもらえたらと思います。
①社会人としての当たり前が学べない
総合病院で看護師1年目が始まると、新人研修の中にビジネスマナー研修のようなものが含まれることが多いです。これは看護師である前に、社会人として当たり前と言われる一般常識のようなものを習得させることが目的であり、私の時はネクタイの締め方やお辞儀の角度についても説明がありました。「看護師として働くには関係ないよね?」と思うかもしれませんが、いくら豊富な看護知識や卓越した技術があっても、挨拶をしなかったり横柄な態度をとる看護師では信用も信頼もされません。社会人としての基礎の基礎を学ぶことは本人も気づかない内にその人の価値を上げることに繋がっていると思います。
しかし、こういった研修が組み込まれているのは新人研修に力を入れている一部の総合病院に限られてきます。理由は単純で、コストがかかるためです。ビジネスマナーの専門家に研修を依頼する場合、研修センターの利用や外部講師への依頼などによりコスト面がかかってきます。そのため、そのような研修を取り入れている精神科単科の中小病院や施設は本当に貴重だし、人材を大切に扱っていると思います。私が先に就職した大学病院、総合病院ではこういった研修がありましたが、現在の職場である精神科病院ではこういった研修は無く、それが理由とは言いませんが態度が悪かったり敬語が上手く使えない職員が前職より目立つように感じます。看護師としての姿勢の前に、周囲のすべての人はあなた自身の立ち振る舞いを無意識にもよく見ています。特に精神科では、ちょっとイライラした様子でいるだけでも「○○さんは私のことが嫌いなんだ。私に話しかけるときだけあんなに嫌そうだ」などと妄想を加速させ、その職員の言うことを聞いてくれなくなったりすることもあります。自分でも気付かないところで損をしている可能性があることになるべく早く気付いてほしいところですね。
看護師の方にはこちらもおすすめなので読んでみて下さいね。
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