こんにちは!ほりぽんです。私は田舎で看護師をしながらプライベートも充実させる方法を発信しています。
今回は、これまでに2度転職をしたほりぽんが最近読んだ本の中で、転職を考えている看護師のみなさんに特におすすめだと思った本を紹介します。
書:ナースが就活!? これが令和版勝ち組ナースのハッピーライフ
著者:柳川圭子
出版:株式会社イマジカインフォス
この本に出てくるのは自身の運営する会社で転職相談に乗る主人公およびその同僚と、転職を考えている6名の看護師の物語です。看護師をしている人であれば誰もが経験した転職に関する内容がたくさん盛り込まれていますし、1度でも転職を経験した人は「そうそう!そういうことがあった!」と共感しまくることでしょう!本当に架空の物語なのかな?と疑ってしまいますが、そこは著者自身が実際に看護師の経験があったり、自身が運営する会社が物語に出てくる会社とリンクしている辺りからも、これまでにあった様々な実例が盛り込まれていることでしょう。転職を考える看護師の方にこの本をおすすめしたいと思った点が3つあるのでご紹介します。
ポイント1:実際の看護師の実態を反映した抱負なデータ
各ストーリーの合間で厚生労働省や著者の会社で揃えたデータを数多く掲載してくれています。データの裏付けがしっかりしている点は看護師としては気にする部分なので安心できる内容でしょう。年代毎の退職理由や美容ナースの現状など、誰もが知りたいけどいちいち調べるのは面倒(笑)と思う情報がたくさん掲載されています。このデータを見るだけでも、転職を考えている人だけでなく、読み物としても興味深いですし看護研究のテーマを探すヒントにもなって非常に参考になると思います!
ポイント2:転職を請け負う側の視点が知れる
物語の舞台が転職相談を請け負う会社であり、そこで働く人の視点が中心になります。なので、相談に来る看護師のどういった面を見ているのか、請け負う会社を運営する上での悩み、転職相談の依頼を受ける側が求人を探す様子(少しですが)など、私たち看護師が相談する時に見る表の顔だけでなく、裏の顔を知ることができます。私たちが転職を検討する際に相談するハローワークや転職サイトの担当者がどのように考えているのか、その一端を知ることができるでしょう。
ポイント3:共感性の高いストーリー
文章の作りがしっかりしており、小説を読む感覚でサクサク読めるのでビジネス本などを読み慣れない人でも苦痛無く読めるのではないでしょうか。また、大学病院や総合病院で疲弊してしまったり、潜在看護師として家庭を守ってきたがもう一度看護師として働きたいと考えた相談者などの話で、看護師が自分の看護観に合う職場を探す物語ばかりなのが非常に共感できる内容です。
転職を考える看護師の多くはネガティブな理由で退職・転職を考えると思います。この本に出てくる相談者は、その後の看護師人生が幸せなものになった例(架空ですが)として紹介されているので、必ずしも病院で働かなくても看護師として幸せに働く道はたくさんあるということを知るきっかけになるのではないでしょうか。
私が最初にこの本を読んだ時は、実際の看護師に関するデータや共感できる物語に読む手が止まらず、睡眠時間を削って一気に読んでしまいました(笑)実はこの本、著者の柳川圭子氏が書いた本としては第2弾なのですが、こうなると第1弾も気になってしまいますね。第1弾はナースの婚活がテーマとなっており、ドラマ化もされているため間違いなくおもしろい内容です!
また機会がありましたらこちらの本のについても紹介させていただきます。ご希望があればお問い合わせよりご連絡下さいね。
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