こんにちは、現役メンズナースのほりぽんです。ここでは私の経験から収入が減る可能性の高い転職で必ず見直すべきことを8つ紹介します。今回は後半の4つを紹介しますので参考にしていただけたら嬉しいです。
※先に言っておきますが、心身の限界が近い方は私がこれから紹介する内容の見直しをする余裕はありません!とにかく速やかに受診や求職で体を休めることが重要です!眠れない、急に泣けてくる、体重がどんどん減ってきている、仕事以外は生活の最低限の時間しか保てない又は生活に支障が出ている等…あなたが思っている以上に限界間近な状態です!一刻も早くこの画面を閉じて信頼できる人や心療内科に相談してください。
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貯金
貯金がほとんど無い状態で収入が減る転職を選択する人は、相当元の職場の給料が良かった人か、心身が限界を超えた人くらいだと思います。
私が転職する前は転職したいけど求人サイトや紹介される職場は給料が少なくて、生活できなくなるという声をよく聞きました。実際に、それが原因で転職を諦めていた人も何人も見ていましたが、先に公開した4つの出費を見直せていれば生活できなくなるということは無いと思います。それでも生活できなくなる不安がある方は貯金が出来ていないことに原因があるのではないでしょうか?
転職を決断するにはしばらく迷ったり、知人や転職サイトに相談するなどして時間がかかるのが一般的です。その間、金銭面の不安を解消するためにも転職までにどのくらい貯金ができるのか確認しておくべきでしょう。高い給料の状態で「給料が減ったら今見たいに趣味にお金を使えなくなる」といってお金を使っていると、結局貯金をするという意識が低いままに転職し、結果として転職後に給料が足りないと再転職を検討することになりかねません。私の現在の職場でも、給料が低く貯金もできないので将来に不安があるという理由で辞めていった人が何人かいますが、最初の面接等の時点で大体の手取り額は分かっていたはずなのにな、と思ってしまいます。
生活していく上では予定外の事故や怪我、車や大型家電の寿命など予定外に大きな出費が必要となることもあるので、ある程度は貯金に余裕を作っておきたいですね。
投資
昨今はNISAの運用により投資ブームが到来していると言われています。制度も見直され、収入の多い人はより投資で増やしやすくなりました。一方で、収入が減る可能性があるからといって投資はリスクが高いから止めた方がいいかと言えばそんなことはありません。積み立て投資は長期で続けていれば最終的にマイナスになることは無かったという事実が歴史的に証明されています。これまでただ貯金をしてきていた人も、投資と貯金のバランスを整えると、普段の生活の不安を抑えるとともに将来的な不安も劇的に軽減していきます。私の以前の職場は共済貯金が利用でき、利率0.6%でした。当時はよく分かりませんでしたが、現在の銀行貯金と比べるとかなり優秀な利率だったと思います。しかし、NISA制度を知り、積み立て投資を始めた現在はこちらが最適解だなと感じています。貯金は元本が減らない代わりに増える額も少ないです。一方、投資は情勢次第で一時的に元本より減ってしまう可能性がありますが、長期でじっくり積み立てていけば貯金の比にならないほど増える割合が高いです。
時代に合わせて様々な制度が見直されていますが、素晴らしい制度も知らずに活用しなければ無いものと一緒です。収入が減る転職の前に、少しでも(ギャンブル以外で)確実にお金を増やす方法を探しておきましょう。
副業
お金を増やす方法としては副業も一つの方法だと思います。メインの職場で収入が減るのであれば新たな収入源を確保できれば、当然安心感は増します。また、メインとなる転職先をどうするか、転職後も何かの理由でまた転職しなければならなくなった、といった場合も、副業で少額でも収入が確保できていると次の転職先の選び方も変わってきますよね。
注意点としては、職場の規定で副業が禁止となっている場合があるということ。私のようにシフト制で夜勤もある看護師の仕事では、副業を頑張りすぎて看護業務に支障が出るようでは患者への不利益が出るし、先を見越せば病院の評判にも直結するため副業許可を出しにくいのは理解できると思います。転職を決断する前に、面接等で就業規則に副業の許可があるか事前に確認するのも良いでしょう(私は確認しました)。アルバイトなどの雇用形態でなく、動画配信やアフィリエイト等の非雇用形態の副業であれば許可されるという場合もあります。
現在の職場での労働条件
最後になりますが、本当に転職しても後悔しないか、現在の職場での働き方を今までとは違った視点から再確認することは超重要です!もし一時の感情で辞めたい!と思ったのであれば、転職後に後悔する可能性も非常に高くなるからです。
総合病院などの大きな組織の場合、給与以外でも福利厚生や教育体制など実はかなり充実した職場であることが多いです。私の現在の職場でも以前の職場でも、転職後に「思ってたのと違う…」「もう少し耐えれば良かったかな」「前の職場では○○は良かったのにな」と後悔している人も一定数いました。転職サイトの中間業者等は転職が確定しなければ報酬が得られない性質上、転職先の不利になるようなことは言わない可能性もあります。職場によって良い点もあれば悪い点もあるのは当然ですが、あなたが働く上で優先したいことが現在の職場ではどの程度優先されていないのか、代わりになる制度や報酬は無いのか等、落ち着いて考える時間を作りましょう。一人では思いつかないという人は、家族や別の職場に就職した友人に相談するなどして、とにかく焦らずに検討しましょう。
ただし!どうしても耐えられないということが3回起こったらその職場は離れるべきだと思います。私も3回目の耐えられないほどの業務量・サービス残業に直面した時に、心身は限界というわけではありませんでしたが「やっぱりここの病院はダメだ」と転職を決意しました。1回目は偶然が重なった可能性もありますし、自分の知識やスキルが不足していたことが原因である可能性もあるので思いとどまりましょう。2回目はもしかしてこの職場ヤバいかも、と考えて転職を検討したり自分の職場についてよく分析しましょう。3回目はアウトです。仏の顔も3度まで、その耐えられない出来事が今後も定期的に続くのはほぼ間違いありません。上司が変わろうと、部署異動しようと、職場全体で自分に合わない雰囲気や業務量があるので大きく改善することはありません。どんな手をうってでも転職を決行しましょう!
転職の理由は様々だと思いますが、収入が減るということは今後の生き方が変わる、または変えざるを得ない状況が生まれます。本当に納得できるものなのか、後悔しないのか、よく考えて決断したいところですね。
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