皆さんこんにちは、走るメンズナースほりぽんです。私は1年間を通してマラソン大会に参加しています。私の年間計画はこちらをご覧ください。
今回はタイトルにある通り、夏バテや燃え尽き症候群で夏にやる気が無くなってしまった時にやる気を起こすために実践していることを連載しています。過去に実践して効果があったものはいくつかあり、その時の自分に合うと感じた方法を組み合わせることで早めにやる気のない状態から脱出できました!5回に分けて紹介しますので、何となく燃え尽きてしまってやる気が起きない、猛暑の中ランニングを頑張っていたけど何だか最近走りたくなくなってきた、といった方はぜひ参考にしてみて下さい!
3.ランニングの予定・内容を変更しても良いと考える
ランニングがある程度習慣化してくると前日や1週間前から計画的にトレーニングを積むようになります。ランニングは積み上げが必要なものですし、継続することでより長い距離を、より速く走ることができるようになり、その積み重ねがランニングを続けるモチベーションにもなります。
しかし、「今日は○○km走る」とか「明日は○○分走る」といった目標を、一度決めたからといって絶対にこなさなければいけないと自分に言い聞かせて追い込むのは、この時期は避けた方が良いです。普段ならこなせるメニューでも、暑さのせいで走る前からモチベーションは下がりがち、走り始めれば異常な汗と息苦しさ、普段なら走り始めると徐々に集中していくはずなのに、ぼーっとして全然集中できない等々…普段と比べて格段に体力・精神力を削られます。こんな時に無理をすると、更なるモチベーションの低下に繋がり、秋以降の頑張りたい時期まで倦怠感が続いていく結果となることもあります。
この時期はまず第一に、無理をしないこと。これに尽きます。
「10km走る」という計画で走り始めたけど体が想定以上に重い→4kmで止めてもOK
「1000m×5やりたかったけど2本目でかなりバテた」→長めに休んで3本目ラストに、しっかり走りぬく
このように、その時の体調に合わせてメニューを軽めに変更しても全く問題ありません。そして、そんなコンディションの中でも外に出れたこと、走れた自分を心の中やSNS上で褒めてみましょう。この時期は走れただけでもすごい!そんな小さいけど確かな頑張りを続けられると、涼しくなった頃に急激に走れるようになります!なので全く心配ありません!
4.体を動かす新しい趣味に挑戦する
私が数年前にランニングやマラソン大会で燃え尽き症候群になり、全くやる気が起きなかったとき、登山に挑戦しました。
山は登山口に向かうまでも冒険です。急激な上り下りを車のハンドルをぐるぐる回して目的地に向かいます。車を降りれば標高が高く涼しい空気に包まれ、山鳥の鳴き声が響く普段とは全く違う環境、少しドキドキします。
上り始めるとランニング中はそれほど注目しない景色をじっくり眺め写真に収め、すれ違う人とは笑顔で挨拶をする。どれも新鮮な体験です。
また、幸運だったことに登山の動きはランニングに必要な体幹トレーニングにもなりました。そしてトレイルランニングをする人に出会い「こんなランニングに挑戦する人もいるのか」と新たなランニングの可能性に気付くこともできました。心も体もリフレッシュしたことで、ランニングを再開した時には新鮮な気持ちでトレーニングに臨むことが出来ました。
大人なので、学生時代の部活のように「やらされて」ランニングをしている人はほとんどいないはずです。大人の運動は自由です。大人のランニングは自由なんです!一度ランニングから離れても誰も非難する人はいないはずです。自分が好きなようにランニングに取り組み、やる気が出ない時は別の趣味に浮気してみるのも良いでしょう。
ただし、「体を動かす新しい趣味」と言ったのにも理由があります。読書や映画鑑賞など、体を動かさない趣味に没頭しすぎると体力は落ち過ぎてしまいます。やる気が回復してランニングを再開した時、あまりにも体力が低下していると継続する気力が落ちてしまったり、頑張れていた頃の感覚で走って怪我をしてしまう可能性が高くなってしまいます。文化系の趣味もとても楽しいし私も大好きなので否定はしませんが、最終的にランニングを趣味に戻したいという気持ちが少しでもあるなら体を動かす趣味を探してみた方が良いでしょう。
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