こんにちは、メンズナースのほりぽんです。「転職後に後悔しないために把握しておくべき7つのこと④」では教育制度と成長・やりがいの関係性について触れてきました。まだ読んでいない方はぜひこちらも読んでみて下さいね。
今回の連載では、実際に私が転職した後に感じた後悔や他の転職者から聞いた失敗談などから、特に転職する前に注意しておくべきと感じたことを7回に分けて紹介します。近々転職を考えているという方は特に参考になる内容だと思いますので読んでみて下さいね。
職場の数だけ、ローカルルールがある
どんな職場でもそうだと思いますが、転職の際にローカルルールは無視できません。「おむつを使用している人でもトイレに移動できるのであればウォシュレットを使用し、陰部洗浄は必要ない」「朝一の仕事は院長先生の診察室の掃除から」「○時までは出勤時のタイムカードを押してはいけない。○時前から業務開始しないと仕事をこなせないのは自分の努力と効率化が不十分なだけ」など、以前の職場ではありえないと思えるものが多数存在します。
ローカルルールの多くは、働き始めて間もない新人や転職者が必ずと言っていいほど納得がいかず明らかにおかしいと感じるものであり、誰もがローカルルールだと気付いています。それでもそのルールに従わざるを得ないのは、これまでのその職場での歴史があったり、それによって得をする誰かがいるためです。正すのを面倒くさがっていたり、そのローカルルールによって余計な仕事を他の職員に回すことが出来ていたりする上司が根本の原因であることは簡単に想像できますよね。
それだけ年期の入ったルールを正論をぶつけて改正を促すのは非常にストレスのかかる作業ですし、転職したての新採用者の場合その行動がきっかけで裏で陰口を言われるようになってしまうかもしれません。
転職した際に直面したローカルルールがおかしなルールであることは百も承知だと思いますが、まずはローカルルールを含めたすべての業務に慣れることに努めましょう。また、おかしいと感じるルールについてはメモしておくなどして、ローカルルールに慣れた後もそのルールが当たり前だと思わないようにしましょう。きっと、あなたの後に転職してくる人も同じような違和感を感じるはずです。そういった転職者の理解者となれる存在になることで、同じ違和感持つ仲間がすでにいる職場だと感じる事ができ、お互いに自分の感覚が正しいことを再確認でき、少なからず安心感を得られるでしょう。
今回の連載は転職前に把握しておくべきこととしているため、こんな先のことまで思い至らないのは当然だと思います。しかし、転職後には自分がこういった立場になっている可能性があることを知っておくことは無駄ではないはずです。あなたがその職場に慣れ、ローカルルールについても改善を検討することができるような立場になったらカンファレンスや会議でかけあってみると良いでしょう。変なルールを変だと言える風通しの良い職場に作り替えるきっかけとなるはずです。
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