【看護師】転職後に後悔しないために把握しておくべき7つのこと③

看護

こんにちは、メンズナースのほりぽんです。「転職後に後悔しないために把握しておくべき7つのこと②」はご覧いただけたでしょうか?

今回の連載では、実際に私が転職した後に感じた後悔や他の転職者から聞いた失敗談などから、特に転職する前に注意しておくべきと感じたことを7回に分けて紹介します。近々転職を考えているという方は特に参考になる内容だと思いますので読んでみて下さいね。

前職と同じような人間関係にはならない

転職希望者が多い職場は経験年数や世代も様々です。以前の職場では新卒の看護師が毎年のように配属されていたとしても、転職者の多い職場では新卒者や20代の若者がいないことも少なくありません。そういった環境であれば人との距離感も変わってきますし、皆さんと同世代の職員(看護師に限らず)がいない可能性もあります。

総合病院のように同世代が多かったり連帯意識の強い環境では、あまりに距離感が近すぎる職場であることで全員が業務を終えるまで帰らずに早く終わった人が手伝う習慣があり職員全体の時間外業務が増えたり、飲み会や食事会を定期的に計画されて自分の時間を奪われてしまうことがあります。これは見方を変えれば、仲間意識が強いために自分が忙しかったりインシデントやアクシデントに直面した際には周囲の同僚が支えてくれたり守ってくれるといった安心感を生むとも言えます。実際、私が大学病院や地域の総合病院にいた時は、力量を上回る業務を回され疲弊しきっていると少し手の空いた先輩(でも業務量は私以上にこなしている)や同期の仲間が手伝ってくれました。医師とも総合病院では距離感が近いため、気が利く医師だと率先して手伝ってくれる神がかった人もいました!そういった距離感の近さや仲間意識の強さは総合病院の強みとも言えるでしょう。

一方で、転職者の多い職場では必要以上に距離を狭めようとしない傾向が高く、自分の業務に集中し、終われば帰宅、という流れになりやすいように感じます。年代や働いてきた経歴の違いから生き方や考え方が幅広く、共感できない部分も多いということなのでしょう。「仲間意識からサービス残業をするなんておかしい」という考えも生まれやすいように思います。また、以前の職場で人間関係に苦痛を感じた転職者もいるため、現在の職場では仕事とプライベートは完全に切り離したいと考える人が増えやすい傾向があるようにも感じます。定時に近い時間で仕事を終え、プライベートを充実させたい人にとっては、しっかり自分の役割をこなせば帰れるというこういった職場は望み通りとも言えるでしょう。しかし、何か失敗をした場合は同僚は助けてくれない可能性があります。「その失敗をしたのはあなたでしょう?私の仕事は終わったから帰ります」と背中で答えているような人もいますね。

人間関係についても転職後に気付く部分が多いですが、以前の職場と同じような距離感で話す同僚は減ると考えた方がいいでしょう。環境が変われば人も変わります。新しい環境に自分が順応するまでは不安や違和感を感じるかと思いますが、とにかく慣れてしまえば「こういう人間関係も悪くない」と思えるようになると信じて日々の業務をこなしていきましょう。

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