マラソン大会の選び方はどうしてるの?選び方と注意点 その2

ランニング

みなさんこんにちは。走るメンズナースほりぽんです。真夏の暑い空気も徐々に薄れ始め、既に秋冬の大会にエントリーしている人も多いかと思いますが、みなさんは何を基準に大会を選んでいますか?大会の選び方は様々だと思いますが、今回はほりぽんがオススメするマラソン大会の選び方と注意点について紹介します。「そんな選び方もおもしろそうだな」と参考にしていただけたら嬉しいです。

コスパが良い

最近のマラソン大会は物価高の影響もあり、エントリー費が以前より数千円高くなっているものも少なくありません。毎月のように大会に参加している人は、エントリー費だけでもばかにならない金額になってしまるでしょう。しかし、よく調べるとこんなご時世でも2000~3000円程度のエントリー費で参加できるものもあります。ボランティアに多数協力してもらったり、自治体の活動として参加賞を割安で提供できるものを検討するなど、エントリー費を気にするランナーのために見えないところで様々な努力をされていることと思います。開催される大会の距離や制限時間などが問題ないのであれば、こういった大会を年間のスケジュールの中に組み込むのも懐事情を考えれば大切なポイントですね。

一方で、エントリー費を安く済ませるために費用を削減しているポイントがどこにあるのかも確認するべきでしょう。私が参加したものでよくあるものは、道路の交通規制が中途半端で車とすれ違う場面が多い、給水は水しか出ない、超ローカルでスタートの合図もアバウト等ですが、考えられるものは多々あります。全てが満足のいくものにはなりにくいということは念頭に置いておきましょう。

おもてなしが充実している。

ランナーの中には、おもてなし目当てに大会を選ぶ人も少なくないですよね?エイドが充実している、有名なゲストランナーがいる、珍しい参加賞がもらえる等、大会を楽しむためのおもてなしを調べてみるのも楽しいと思います。名古屋ウィメンズマラソンは数少ない女子マラソンとして、おもてなしに特に力を入れていることで有名ですよね。おもてなしタキシード隊がゴール地点でお出迎えしていたり、有名ブランドのアイテムが参加賞としてもらえたりと女性目線で特に気を配った大会となっています。ここまで豪華ではなくても、実は地産の食品を多数もらえたり、入賞や特別賞の枠がたくさんあったりと、見えにくいところでおもてなしが充実していることも多いです。runnetの口コミ等を参考にしてみましょう。

しかし、当然おもてなしが充実しているということはそれにかかる費用も多いということ。エントリー費が想像以上に高額の場合もあります。そういったおもてなしを楽しみたいのであれば問題ありませんが、レースを気持ちよく運営してもらいたいのにそれ以外のところにばかり費用が掛かっているという場合も残念ながらあります。よく悩んでエントリーしましょう。

記録が出やすい

定期的に大会に出ているランナーの多くは自己ベストの更新を目標にしているのではないでしょうか?せっかく大会に出るならもっと速くなりたいと思うのは自然なことです。そういったランナーにとってはコースの確認は重要です。比較的平坦なコースや周回コースは記録が出やすいですし、秋冬の涼しい季節の方が体も動きますよね?そういった周辺状況を考えて大会を選ぶことも重要です。コースの案内を見ると、標高差を表示しているものも多いため、必ずエントリー前にコースを確認しましょう。

一方で、そういった大会はいわゆるガチ勢が多く参加するため、楽しく走りたいという人にとっては競技者感の強いランナーの多さに場違いを覚えることがあります。ここで少し考えてほしいのは、楽しく走りたい人こそ走りやすいコースの大会を選びたいと感じるはずだということ。つまりは記録の出やすさは二の次にして走りやすさで大会を選んでいる場合も多いということです。ガチ勢に委縮してしまうかもしれませんが、よく周りを見回すと同じように委縮しているようなランナーやそこまで走り慣れていなそうなランナーがいたりと、自分と同じ気持ちでその場に立っている人は少なくありません。堂々と目標タイムを狙える位置でスタートの号砲を待ちましょう。

上位入賞を狙える大会

これは私がよく考える大会の選び方で、できれば私と同程度の走力を持つランナーには知られたくないのですが(笑)、エリートランナーがほとんど出ないような小さめな規模の大会やローカルな大会を選ぶと、大きな大会ではまったく目立たない記録を持つランナーでも思いがけず入賞できたりします。大会で入賞できたり、上位でゴールできるということは、それだけでも満足感に繋がりモチベーションの維持・向上にもなりますよね。職場や家族にも自慢できることでしょう(笑)

こういった大会の難点としては、運営が不十分な場合があるということ。何十年も続いているような大会だったりすると、おもてなしの雰囲気がほとんど薄れローカルルールだらけの不満の多い大会となっていることも少なくありません。道案内の表示が不十分だったり、駐車場付近の誘導が無かったり、トイレの数を追加もしないために全く間に合わなかったり…。個人的に最近衝撃的だったのは、毎年のように参加している高齢ランナーが会場付近の道端で全裸になって着替えをしているのに運営スタッフがそのまま談笑し始めたこと。道端で全裸って完全におかしいはずだし、不快に思う人も多いのに注意する様子は全くない…歴史のある田舎の大会の弊害ですね。これでは新規の参加者のリピート率は上がりません。このような雰囲気は、参加してみないと分からない部分なので参加してみてどうしても自分に合わないと思ったら2度目の参加は無しと考えるしかないでしょう。

いかがでしたか?数ある大会の中から参加してみたい大会を選ぶのは大変だけど、選んでいる時間もなかなか楽しいものです。ぜひいろんな大会の情報を集めて、お気に入りの大会を見つけてみましょう!

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