みなさんこんにちは、ほりぽんです。今回は、先日素敵な香りが無いか探しに行った際に出会った新たなお気に入り香水「ジンジャービアginger beer」を紹介します。
ginger beer
トップ:生姜 シトロン(レモンの一種)
ミドル:シナモン アミリス
ラスト:オーク ベチバー ホワイトムスク
※30mlのみ 定価 11.550円。
ginger beerについて
ジョーマローンから2024年4月に期間限定で発売されたメメントコレクションの中の1つです。ジンジャービールというのは生姜味で甘く炭酸の入ったノンアルコールの飲み物だそうで、特にイギリスで愛されている飲み物のようです。ボトルのデザインもジンジャービールをイメージしているよう。日本人が考えるビールとは違っているので、「ビールの香りなんて嫌だ」と思った人は誤解しないでほしいところです。
纏った印象
着け始めは生姜とレモンっぽいサッパリした香りがブワッと広がります。このすっきりさっぱりとした香りがジンジャービールにとてもよく似ているとのことです。このさっぱりとした香りにすぐにシナモンの香りとアミリスの甘く焦げたような香りが混ざり始めます。トップノートは1時間もしないうちに抜け、その後はミドル+ラストノートのコクと甘みのある香りがふんわりと漂います。持続時間は3,4時間程度かなと思います。このミドル~ラストにかけての香りが、個人的にはマルジェラのWhispers in the Libraryによく似ていると感じました。香り立ちを抑えて少しシナモンを混ぜるとこんな香りがするのかな?といった印象です。
おすすめシーズン
この香水は2024年のサマーコレクションとして発売されましたが、ミドル~ラストにかけて温かみのある香料が中心となることから夏の終わり~秋が一番気持ちよく纏えるのではないかと感じました。だからといって他のシーズンでは使えないのかというとそうではなく、拡散力は抑えてあるためかなり幅広い季節で使えそうな印象です。
注意が必要なのは30℃以上の真夏日と、5℃以下になるような真冬日です。
トップのさっぱりとした香りである程度の暑い時期でも纏えますが、温かみのある香りに変化していくので真夏日には合いません。また、拡散力が弱くトップノートが抜けると自分と隣にいる人程度にしか香りを感じられなくなるため、香り立ちが弱くなる真冬日はほとんど感じなくなってしまう可能性があります。
使用場面
香り立ちは弱いですが小容量なので持ち運びにも便利なので着け直しもしやすいです。生姜やシナモンなど、少し癖のある香りがするので苦手な人は一度嗅いでみた方がいいでしょう。私もこれらの香りはあまり得意では無いのですが、絶妙にブレンドされ、どんどん変化していく香りにすっかり魅了されてしまいました。室内作業などで気分転換をしたり寝る前にゆっくりしたい時に纏うのがおすすめです。
今回は、たくさんの新作香水を試してピンときたこの香水を選びましたが、真夏にもしっかり使いたいものとして選ぶのであれば同じjo maloneのメメントコレクションにあるエメラルドタイムEmerald Thymeの方がサッパリして良いと思いました。私の場合はこれに似た香りで現在も気に入って使っているものがあったのでこちらは購入していませんが、シトラス系のさっぱりした香りでボトルもおしゃれなので気になる人はぜひチェックしてみて下さい♪
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