こんにちは!走るメンズナースほりぽんです。先日看護の参考書がほしくて書店を回っていたのですが、参考書のコーナーで気になる本があり、衝動的に購入してしまいました。結論から言うと、看護学生から若手看護師、また心が弱っている看護師におすすめしたい内容でした!
書名:現役看護師かげさんの 明日を生き抜く看護メンタル
著・イラスト:かげ
発行:株式会社KADOKAWA
この本の著者で現役看護師でもあるかげさんは、イラストレーターとしての肩書きもあり、本著で描かれるイラストはすべて著者によるもののようです。この可愛らしいイラストが挿絵となっている参考書も発売されているようですね。見れば分かりますがとても可愛らしく、参考書と同じ並びでこのイラストを見つけるとついつい気になってしまいますよね。
その他にも医療に関する様々な資格も持っているようで、本業である看護師としての業務にも貪欲に取り組んでいる方であることが分かります。
この本は、看護学生に向けた勉強に関することからこれから看護師になる上での不安、看護師として働く上での業務に関する不具合や人間関係、転職に関すること等、幅広い年齢層の看護師(看護学生)の悩みに寄り添いアドバイスをくれる内容となっています。
難しい話は一切ありません。一人では解決できなかった悩みを持つ皆さんに寄り添った先生や先輩、同僚のように、気持ちを落ち着かせてくれるアドバイスを与えてくれます。癒し系のイラストと4コマ漫画で、どういった状況でのアドバイスなのかを具体的で分かりやすくしてくれています。
全部で39個の悩みが紹介されており、そのほとんどが私も何度か経験したことのある悩みでしたし、「なるほど!あの時はこういう風に考えれば良かったのか」と納得させられるものも数多くありましたよ。
看護学生や若手看護師の方は、お守り的なものとして手元に置いておくと勉強や仕事の関係で疲れてしまったり嫌になったときにパッとページを捲ることで心を穏やかに保つ手助けをしてくれるでしょう。後輩・先輩看護師に挟まれ、業務や人間関係で疲れてしまった中堅クラスの看護師の方は、一度この本を手に取ってみて下さい。もしかしたら、今あなたが悩んでいることの解決策がこの本の中にあるかもしれません。
学生だろうと若手だろうと、中堅だろうと師長だろうと、看護師を続けていれば様々な悩みに直面します。そういった時に支えてくれる同僚や先輩、他職種の仲間がいるのはとても大切ですが、同じくらいあなたの看護師人生を支えるバイブルのような本があると、看護師として働くことの苦しさを減らしてくれる可能性が上がります。同じような悩みを持つ人がたくさんいるからこそ、こういった本が必要となる時代です。ぜひ、あなたのお守り本の候補の一つとしてチェックしてみて下さい。
ちなみに…
私個人としては、私が若手の頃はこの本はまだ存在していませんでしたので、10年以上前から平常心のコツという本をいつも手元に置いています。この本は今でも時々心の平穏を取り戻すためにページを捲ります。これまでも、そしてこれからも私を支えてくれる私のお守り本です。気になる方はこちらもチェックしてみて下さいね。
コメント