私がこのブログを始めてから、この記事を書いている時点で9か月が経とうとしています。転職を機にブログで自分の仕事やおすすめの趣味を発信しようと思い至り、週に1回ペースで投稿を続けてきました。ずっと記事を書いていると、どうしても気が乗らない時もあります。仕事に関しても家に持ち帰ることがありますが、どうしても集中できない時があります。そういった時に最近愛用している香水がトムフォードのグレイベチバーです。
Top Notes:Grapefruit Orange Blossom Sage
Middle Notes:Nutmeg Orris Root Pimento
Base Notes:Vetiver Woodsy Notes Oakmoss Amber
トムフォード氏はアメリカのファッションデザイナーであり映画監督でもあります。その名前をそのまま冠して立ち上げたのがトムフォードというファッションブランドです。今回紹介している香水は、そのブランドから2009年に発売された香水になります。トップノートは柑橘系のサッパリとした印象で、中盤には草っぽい印象の香りが強調されてきます。個人的にカッコいい香水には必ず入っていると思っているオークモスがベースに入っており、他にもベチバーやウッディノートなどしっかりとした重めの香料が下支えしています。ですので軽やかさや華やかさを求める人からすると「これじゃない」感を感じるでしょう。また、私の肌だとかなり時間が経った後に少し甘い香りも感じました。おそらくアンバーが効いているのだと思いますが、アンバーを感じるくらい時間が経っていると拡散力もほとんどなくなっているため、その甘味を感じられる自分だけが時間経過を楽しめるのではないかと思います。
この香水も前回紹介したプラダ オムと同様にデザイナー香水ですが、持続力は2,3時間程度とあまりコスパは良くないかもしれません。香り自体は清潔感のあるスッキリとしたものであり、拡散力もそれほど強くないため首筋や手首に着けた方がいいでしょう。華やかな香りがするとは言い難いですが、そのスッキリとした香りが仕事や作業に集中するのを手伝ってくれます。
この香水を作ったトムフォード氏が、「グレーのスーツを着た自分に合うように作った」香水だと公言しており、その通りで服装もカッチリとしたようなものに似合うと思うので、服装と合わせるならスーツやセミフォーマルのようなものであれば間違いないでしょう。逆に、ダボっとした服装やカラフルな色合いの服装にはあまり似合わないかなと感じました。私が20代中盤頃に嗅いだ時にはそれほど惹かれなかった香水ですが、10年近く経った今ではとてもスッキリしていて使いやすいと感じます。個人的には年齢的にも30代以上の方の方が使いこなせるのではないかと思います。
個人的に感じる一番の難点は、コスパの悪さです。持続力があまり高くないのにこの値段は、ちょっと手が出にくいですよね。実は私も、まだボトルで購入はしていません。しかし、おしゃれなのに仕事や作業を邪魔しないという私の希望を両立させる香水にはなかなか出会えず、最近とても頻回に使っているこの香水の良さを付ける毎に実感しているので、ボトルでの購入も検討しています。皆さんも一度は実際に肌に載せて体感していただきたいです!
【香水をお試しできるサイトの紹介】
私が香水を試す際には「Celes」というネット上で小分け販売をしているサイトを長年利用させていただいています。「高価な香水を買って失敗したくない、でも近くで直接取り扱っている店舗が無い、サブスクを利用するほど毎月購入するわけでもない」という私の悩みを解決してくれたサイトです。また、定期的に新商品を入荷しているので新しい香水を発見する楽しみもあります。利用者が気に入りそうな香水を提案してくれるというおもしろいサービスもありますので、気になった方はこちらのサイトもチェックしてみて下さい。
コメント