ランニングのすすめ ⑤生活改善や食事に気を配るようになり、結果的に健康になる

ランニング

 一般的に、運動を習慣にしている人は健康そうだと思われるのではないでしょうか?実際に、運動が生活の一部となっている人は筋力アップや新陳代謝の促進が期待され、健康的な体を保持しやすい状態となっている方が多いです。ランニングを続けている人にはアンチエイジング効果も得られやすく男女問わずいいことづくめと言えるでしょう。

 これらに加え、ランニングを習慣にしている人は生活全般に気を配ることで、心身ともにより健康的な状態を保ちやすいと言えます。飲み会好きで毎日のように日付が変わる頃まで居酒屋にいるような人がランニングを習慣にするのは難しいですよね?これは極端な例かもしれませんが、ランニングを習慣にするためにはどういった生活をしなければいけないかを考えれば、早寝早起きや何時で食事を摂るかなど、生活全体に気を配る必要があります。また、食事の内容についても、消化の良いものにしたりエネルギーになりやすいもの・鉄分を多めに摂るなど、ランニング習慣が無かった頃には気にしていなかった点にも気を配るようになることでしょう。それもこれも、結局はランニングを毎日楽しみたいからという大きな理由に繋がっています。

 一方で、ランニングを習慣とする上で気になる点もわずかですがあります。それは定期健診の結果です。

 デメリットと言っていいかは分かりませんが、私はよく定期健診で要観察・要検査をもらってしまいます。最多は心電図、2つ目は肝機能です。

 心電図では常に徐脈となってしまいますが、これはいわゆるスポーツ心臓であり全く異常ではありません。一定以上のランニング習慣がある人としては、むしろ普通と言っていい状態でしょう。これについては要観察の状態であり、頑張っている証として誇らしくも感じています。

 肝機能についてはちょっと何とかしたいところですが、これは過剰な運動によって肝臓の血流が減少することで肝臓の機能である解毒作用が低下し、肝臓に負担がかかっているからとのことです。初めて肝機能の異常値で引っかかった時は「普段からそんなにお酒は飲まないのに、どうしてだろう」と感じていました。その当時は運動が肝機能に及ぼす影響についてほとんど知らず、とりあえずクリニックを受診したところ医師の指導は「3食しっかり食べてよく寝れば大丈夫」というもの。まったく納得できないしスッキリしない!ということで結局自分で調べました。肝機能の異常については、お酒を飲んだ後の抜けが悪かったり、普段の生活でも疲れが抜けにくいなどの悪影響が出る可能性があるので、できれば何とかしたいところですが、食事の見直しだけでは完全には改善できてないのが現状です。しかし、医師からの指導も「規則的な生活」程度だったので大きく問題となることはないでしょう。

 以上のことから、私自身が感じる「何とかなったらいいな」は定期健診の結果くらいで、そのほかにランニング習慣においてデメリットを感じたことはありません。社会人となると食生活のバランス不良や、医療職であれば生活リズムの崩れから体調にも影響が出やすいかと思いますが、自然と心身の健康に繋がる趣味となり得るランニング、始めてみませんか?

 「ランニングのすすめ」については、一旦今回で終了になります。いかがだったでしょうか?もしランニングをすることがデメリットになるといった意見をお持ちの方がいたら、ぜひご一報下さい。そのくらい、私としてはランニングをすることで人生において悪影響を感じることはありません。もしランニングを始めたい・続けたいと思っていても挫折してしまうという方がいらっしゃいましたら、とてももったいないことだと思います。ぜひ一緒にこの素晴らしい趣味を習慣にできるよう考えていきましょう!

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