春も中盤に差し掛かり、ランニングの際はすでに半袖でも暑く感じるという地域に住まわれている方も多いかと思います。一方で、東北の寒い地域や高地に住む方の中にはまだ朝晩の冷え込みや冷たい雨がきついという方もいるのではないでしょうか？寒暖差によって走り出す前は寒いけれど走り出してしまえば暑く感じるということで、服装に迷う人も多いかと思います。今回は、服装に迷う時にあると役立つ冷え予防のランニングアイテムを紹介します。
ランニング用手袋
下半身はある程度薄着でも耐えられるけど上半身は耐えられない、特に指先やお腹の冷えは気になるという方は少なくないでしょう。風が強かったり雨が降っていたりすれば末端で温まりにくい指先の冷えはずっと気になったまま走っているという人もいるかもしれません。そんな方には薄手のランニング用手袋をおすすめします。サラッとしていて汗をかいても不快感は少ないし、ある程度風を通すので暑すぎるということもありません。暑いと感じればポケットに入れたり腰の辺りに挟んでしまえば邪魔にもなりません。私の場合は夜間や薄暗い時間帯に少しでも視認性を高めるためにロゴ等に再帰反射材が使用されているものを選ぶようにしています。
ヘッドバンド
耳が冷えるのがイヤという人はヘッドバンドを使ってみてほしいです。ヘッドバンドは汗止めとして商品展開しているものも多いため薄手で汗の蒸発時にひんやり感じる素材をしているものもあります。最初は外気の冷えから耳を守る目的で使用し、暑くなって汗をかいたら自然に冷却機能が働き始めるため非常に便利です。デザインも豊富なので好みのものを探してみてもいいでしょう。私はbuffの製品がお気に入りです。非常に多くのデザインで商品展開しているので、きっと好みのデザインのものを見つけることができます。
コスパで選ぶならおたふく手袋のヘアーバンドがオススメ。1000円しないのは今時のランニングアイテムとしては破格の値段です！しっかり耳までカバーしてくれますが、個人的にはやや厚手だと感じたので汗だくになるような気候では使いにくいかなとは思います。とはいえコスパ最強は間違いなし！デザインもシンプルで使いやすいので一つ持っているととても便利です。
腹巻
お腹の冷えが気になる人にはグンゼの腹巻をおすすめします。スポーツ用ではありませんが、調湿機能が備わっているとのことでスポーツ用品のような手肌触りで心地よく使用できます。走っている間に汗をかいてきても汗の重みでズレる等の違和感は全く感じません。薄手なのでウェアの下に着けていても気になりませんし、薄すぎてまだ冷えを感じるという人は２重に折って使うなあど工夫もしやすいです。スポーツ用では無いので密着度や保温性がやや弱いのですが、そこがやや肌寒くて服装に迷う微妙な気温の時に使いやすい理由でもあります。日常生活でももちろん使えますし、値段も非常にお手頃なのでまずはお試ししてみてもいいと思います。インナーウェアといえばやっぱりグンゼさんは素晴らしいです。
アームスリーブ
こちらはもはやテッパンとも言えるアームスリーブ。走り始めは体が温まっておらず冷たい風に体力を奪われてしまうため、最初はアームスリーブで外気から体を守り、暑くなってくれば外してコンパクトにしまっておける便利アイテムです。寒暖差が生じやすい朝や夕方のランニングで重宝します。ブランドによって長さやコンプレッションの強さが違うので、実際に試してみてから購入しましょう。
ホッカイロ
最後に、みんなお馴染みのホッカイロをおすすめします。これこそコスパ最強の保温アイテム！１つ数十円で購入でき、ランニングの間程度であれば発熱し続けてくれます。私の場合は大会の時に必ず一つバッグに忍ばせています。天候の影響で予想より寒いときやウェアの準備が不十分だった時など、必ず寒さに耐えることになります。レース直前に列に並ぶ時もは数十分は寒さに耐えることになると思いますが、少しでも体力を温存するためにホッカイロを持っていると待ち時間の快適度が全然違います！なんといっても保温だけでなく発熱してくれますからね！走り始めて暑くなってくればそもそも使い捨てのものなので捨ててしまえるのでレース中余計な荷物にならないのもポイントですね。
今回紹介したアイテムはあくまで「ちょっとだけ冷えが気になる」程度の時の追加アイテムにおすすめしたいもので、冬場の５℃以下になるような冷え込みだとこれだけでは不充分です。特に毎年雪が降るような地域にお住まいの方はしっかりとした対策グッズが必要になります。以前私が紹介したアイテムも参考にしてみて下さい。一方で、気温10℃前後で少しだけ冷えが気になる時や長時間走る予定で汗や外気による冷えが気になる場合は１つアイテムを追加して走るだけでも快適さが全く違います。ずっと気になっていたけど走って体が温まるのをひたすら待っていたという方は、是非使ってみてほしいと思います。
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